JALが破綻の理由って何?

2010年にJALが破綻をした際に選んだのは、民事再生法ではなく会社更生法でした。なぜ民事再生法を選ばなかったのか、その理由を知りたい人は結構いるとみたので記事を書いてみました。

2つの記事はどちらも難しい専門用語は使っていないので、分かりやすいと感じてもらえれば幸いです。

経営陣に問題があったので民事再生を選べなかった

破綻する直前の経営陣達は、残念ながら優秀な人材とは言えなかったです。従業員への給与を高く設定したり、燃料高などのコスト削減への対策を怠ったりなど、結果としてJALの財政を悪化させてしまったためです。

仮に民事再生法を選んでしまうと、JALを傾かせた当時の経営陣が残ることになります。こちらを選んだとすると、再生させようとしても経営陣に経営手腕がないことから、再び破綻へ陥ってしまう恐れもありました。

そのため、会長含む会社のトップ達を一新させることができる、会社更生法を選ぶしかなかったです。会社更生法後のJALには、外部から優秀な人材達が何人もやって来て社内の重職へと就きました。

見事に立て直す結果となったので、有能な経営陣の存在の大事さがよく分かります。

社員達をリストラして財務体質を改善させるのも目的

かつてのJALは他の同業他社に比べると、異常なほど給料が高かったことで知られています。この面も会社の財政を悪化させた要因だったので、社員をリストラさせるため会社更生法を選びました。

リストラされた人数は1万5000人以上と言われていますが、結果として財務体質の改善に大きく貢献しています。そして黒字化の原因となり、東京証券取引所へのスピード復帰につながりました。

民事再生法でもリストラは可能ですが、高給を得ている重役層を削減するのは難しいため選択できませんでした。利益を生み出す状態に変化させないといけなかったので、やむを得ない措置でもありました。

民事再生法を選んでいたら再建は無理だった

民事再生法にした場合は、一般社員を削減してリストラを測ると予想されます。ですが、給料が高い重役層とそれほど有能ではない経営陣が残るので、黒字化させるのは難しいです。

なので、会社更生法を選んだのは、JALにとって最善の結果だったと言えます。

jal 予約

関連記事:

lcc 参入 影響TOP